夫のモラハラに苦しむ息子の嫁と、一線を超えてしまう義父(50代)の物語。

普段はつつましい生活を送っている義父と息子の嫁。ふたりはお互いを尊重し適切な距離感を保っている。

ところが義父の妻が入院し、義父自身も風邪をこじらせてしまったことで、ふたりの距離がぐっと縮まることになる。いや、縮まりすぎてしまう。

近隣に住んでいる嫁がしばらくの間、義父の食事の世話をすることになったのがきっかけだ。
穏やかなふたりは静かに信頼を積み重ねていく。
適切な距離間は食事くらいで簡単に縮まったはりはしないが、あるとき、ひょんなことから義父は嫁の苦悩を知ってしまう。

それは旦那によるモラハラ。

つまり自分の息子が、優しい嫁に苦痛を与えているという現実。
義父の胸に猛烈な庇護欲が湧き上がるのに時間はかからなかった‥

助けたい。健気で優しい嫁を。自分の息子から。
嫁は嫁で包容力があって大人な義父に惹かれる気持ちが芽生えていた。

そして‥
つらい気持ちをひとり抱え切れなくなった嫁は自らを守るために、ある行動に出るのだった。

お義父さん‥
本当に私を助けてくれますか…?