「来月から家賃二倍になるから」

「え…?二倍?無理…ですよ…」

「払えなかったら出てってもらうから、よろしくね」

突然大家から無茶な要求をされた北村シオリは困惑していた。

10年前今は亡き夫と始めた弁当屋。いろいろな思い出詰まったこのお店を何とか続けたかった。

娘エナとアルバイトのマナブ君のこともある。

ただ、どうすればいいかわからなかった。

とにかく働いて売り上げを上げるしかなかった。

〜数日後〜

そんな時大家から突然電話がかかってきた。

「娘さんのエナちゃんから突然連絡があったんだけど。ママと私と大家さんでって。何か知ってる?」

「いえ…何も。」

「そういうことだから。」ガチャ

エナが三人を呼び出して…?

理由がわからなかったが、とりあえず家に行くことに。

するとマナブ君が…

「僕も行っていいですか?心配なので。」

「まあいいけど…」

〜家に到着する二人〜

ガチャ

「エナ〜ただいま〜」

すると突然エナの声で

「ダメダメ!何かクる!!あっ!ああっ!!」

明らかに常軌を逸した状況だった。

「マ、ママ…?なんで…ここに…?」

「エナ…何があったの?これ…どうして?」

この時すぐに大家にハメられたことが分かったが、もう時はすでに遅かった…。