町の人々に親しまれる、惣菜屋で働く人妻・園乃子(そのこ)。
夫から妊活と家計の不安を打ち明けられ、少しでも家族を支えようと無理を重ねた彼女は、腰を痛めてしまう。
そんな園乃子に店長は「マッサージ」と称して触れ、給料とは別の‘手当’を差し出した…。
いけないと分かっていながら、「家計のため」と自分に言い聞かせ、‘手当’を受け取る度に店長の要求を拒めなくなっていく園乃子。
妻として、女として、守ってきた境界線は、次第に後戻りできないところまで崩れていき――。