「今日は最高のライブになる――そう思っていた。」
メタルバンド「獄華 -GOKKA-」のライブ当日。
開演前から最前列を陣取り、胸を高鳴らせる主人公。
そこへ突然現れたのは、黒を基調としたファッションに身を包む一人の美女だった。
彼女は誰よりも激しく、誰よりも楽しそうに笑う。
ライブが始まると、一気にテンションが高まり、彼女は打って変わり凶暴な一面を見せる。
ドセンに陣取っていた主人公の肩を掴み、無理やりドセンから引き剥がす。
素直に彼女に従うと、今度は包み込んでくれるような優しさを見せてくれた。
一緒に肩を組みながら叫ぶバンドの名前。
鳴り響く重低音。
押し寄せる観客の波。
ライブが始まった瞬間、会場は狂熱の渦へと変わる。
もみくちゃにされると、彼女はその豊満なおっぱいで主人公を受け止めるのだ。
目が合うたびに見せる挑発的な笑顔。
予想もつかない行動で主人公を振り回す彼女。
「なんなんだ、この人は――」
困惑しながらも、気づけば彼女から目を離せなくなっていた。
歓声が轟く最前列。
身体を揺さぶる爆音。
観客同士がぶつかり合う熱狂の中心。
しかし、彼女の豊満なボディに包まれればアソコも熱狂するというもの。
その夜、主人公は人生で一番激しく、一番忘れられないライブを体験する。
そしてライブが終わった時、彼は知ることになる。
自分が追い求めていたのは、ステージの上のバンドだけではなかったことを――。

































